素敵な「美容・エステ」を発信して欲しい

昨日、地下鉄で黒髪の似合うきれいな40歳前の女性を見かけた。染めた髪の毛の女性が実に多い中静かに輝いていた。
今では、頭皮に体が拒絶する薬剤をかけ「頭痛」「炎症」を起こしてまでやらないほうが良いはずなのに99%の人が染めているのではないだろうか。地の黒髪を美しく飾るファションやヘアスタイルを極める日本美人こそが世界に通用するはずだ。
なのに、美容業界の売り上げ向上のために、女性誌やマスコミもこぞって追従し驀進している。過大な広告宣伝のブランド品に目も心もとらわれ消費する。それなのに簡単・低コスト・大量供給手法を中心にした髪・肌の健康を害する商材をあてがわれる。髪・肌はどんどん傷み、果ては内臓まで損傷する。
現場にいる人は分っているのにやめないしやめられない。
ひたすら売り上げ向上・利益拡大を最終目標にして動き回る集団が作られている。
美容・エステ・整形・コスメ・資格の業界が形成されメーカー・お店・学校・店員を巻き込み「虚の流行」を作り、「巨大な消費」を巻き起こす。
それが「善」であるわけがない!?でも競争に勝ち儲かることが「善」だと言い張る。
現代日本のひ弱さそのものだ。原則の検証がない。
「天からもらった生命」に備わっている五感や知恵を「ごまかしで浪費」してしまう。もったいないことだ。目先にとらわれずに「心身を分かち合うものか害するものか」を考え自らをたたせていく姿のほうがずっと美しいしときめかせてくれるのに。

自分以外のヒトは消費物として扱う「よそ見社会」に「異」を唱えよう。
それぞれの人やチームが「素敵な美容・エステ」を発信して欲しい。どうせならそこで生きようと思える場を育てる集団が欲しい。

「虚を大消費させる」ことで成り立つ社会とは違う「大きな自然の生命の巡り」に添って味わう事を第一とする社会を目指したいと思う。
「生命あるものが共に巡る事」を、まず受け容れる。良いも悪いも・光も毒も受け容れる。愛も争いも老いや苦しみ喜びも怒りや涙も「多様で豊かにある社会」を「よし」とする事。

現在、日本はふらふらしながら孤立して分解していっていると感じる。
「日本」が世界に発する独自の主体性が何であるかを見出し続けること。本気で向かい合い戦うこと。他者・他国、過去・現在を知ること。
地球がおとなしく「私」(人類)を受け容れてくれている(生命ある)ことにまず感謝!すること!    
そして自らで耕し「敵と戦う農耕民族」になる!。方向は「強い国家・金持ち国家」ではなく「うらやましがられる国家・大事にしたいと思われる国家」をめざす。(国家=暮らしでもある)

われわれ団塊世代のほとんどは、これからの5年間で『リタイア』する。金はなくても「時間はある」からスローライフ・エコライフを実現できる。そんな世代がわんさか日本に増え呼応しあうだろう。「虚」ではない「大きな自然の生命の巡りに沿った生き様」をさぐりあてて、生かさせてもらった「最後のお礼奉公」などといいながら体現していこう。

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