前回に続いて安保先生の見識紹介

前回に続いて安保先生の見識紹介です。
私が感じていた自然治癒力と体温に対して解りやすく述べられていますので、ちょっと長いですが引用させていただきました。。
私たち人間は、わきの下は36,2度~。36,3度Cが平熱で、体の中は37,2度Cに保たれるように、無意識のうちに体温調節をして生命を維持していて「生態恒常性維持力=ホメオスタシス」と呼んでいます。冬でも夏でも炎天下でも「生命ある限り」、自力で「体温」を維持しているの、はすごいことだと感銘しませんか!また、ちょっと人間から外れますが、東北地方の樹木にいたってはマイナス30℃からプラス35℃の範囲で「そこに立ったまま」生き続ける仕組みを体内に持っているのだから「生命力」はすごいと思います。

以下は安保徹教授の「体温免疫力」からの抜粋です

―基礎体温高い人は免疫力が高く 体温が下がると免疫力も下がる―
体温を維持するためのエネルギーは、全身をめぐっている血液がもたらしています。食事をすると、それが消化・分解されて肝臓に運ばれ、エネルギーに変換されます。また運動をすると筋肉でも熱がつくられます。これらの熱エネルギーは、血液によって全身の細胞に分配されるのです。
自律神経の面からみると、交感神経と副交感神経、どちらの神経が極度に優位になっても、体のバランスが破綻して、低体温になり、さまざまな病気を招きます。
その偏りを正すことで、病気を治すことができるのです。

―ストレスがあると病気になるワケ―
ストレスが低体温の原因になるのは、ストレスがあると、交感神経を緊張させてしまうからです。生物としての私たち人間を考えてみると、もともと交感神経が緊張するというのは、私たちが食べ物を探して歩き回ったり、敵を攻撃したり、敵や災難から逃げたりするために、全身の筋肉に血液を大量に送って、活動のエネルギーを供給するためのものです。
ですから、ひとつは体を過酷に使ったとき、交感神経がひじょうに緊張します。このような交感神経を緊張させる要因を、ストレスといいます。
激しい活動のほか、感染症や傷、痛み、排気ガス、農薬、環境ホルモンなど、体にダメージを与えるものも、大きなストレスになります。
これら身体的なストレスがある一方、精神的なストレスもあります。なにかに悩んだり、心配したり、驚いたり、悲しんだり、イライラするなどの精神的な動揺があると、交感神経が緊張します。体の中では、心臓が拍動を速め、血圧が上がって、循環血流量が増えるという変化が起きています。
ただストレス自体が悪いというわけではありません。ある程度のストレスは、心身の活性化には欠かせません。
交感神経が働いても、やがて副交感神経が作用して、心臓の働きも通常に戻ってくるので、均衡が崩れることはありません。しかしたいへん強いストレスがあったり、弱いストレスでも長い間つづいていると、副交感神経がうまく体をもとに戻せなくなってしまいます。こうなると、交感神経が優位になってしまい、低体温になるというわけです。

―かたや、ぬるま湯生活も体温を下げる―
副交感神経が優位の状態でも、やはり低体温になります。リンパ球が多すぎる体調も、病気を招いてしまうのです。この状態に陥る要因は、簡単にいえばストレスがなさすぎる生活ということになります。
勉強ばかりで外で元気に遊びまわることがなく、家でテレビを見たりゲームをしたりする生活になり運動不足
強いエネルギーをもつ紫外線を浴びると、交感神経が刺激されるのですが、いまの子供たちには、その機会が少なくなっています。細菌感染も、交感神経を刺激するのですが、いまや国民すべてといっていいほど清潔志向になってしまい、やたらと除菌に精を出してしまいます。  運動不足や清潔一点張りの生活を送っているのですから交感神経より副交感神経が優位になってしまうのも無理ありません。 交感神経と副交感神経のメリハリのない生活が、リンパ球過多による低体温を招いているのです。

―以上が安保先生の見識です。
生命は実に複雑な総合性をもって維持されているんだなあと嬉しくなります。病院では現れた症状に焦点をあわせ、その病のもとには取り組めません。病院や現代医学のもとでは「生命の総合性」が分断されて「専門医」にゆだれられ「薬漬け」にされ「手術」され体力が損なわれていきます。
「病気は治ったが死んだ」という、信じがたい医師もいます。本来は体力=免疫力を高めて「病」を乗り越えるのが筋であり、医師はその指導に当たるべきですが、そんなことが出来るお医者さんは本当に少ない現状です。
専門医は「金と名誉(所得と博士)」を得易いが、薬と手術をしないで治す医者では食っていけない制度に問題があります。医療制度全般を改革する必要があると感じている人は多いと思います。
飲食、民間療法、伝統医療、信仰、西洋医学が一体となり社会生活全般への視やを確立していけたら、最良の医療が根付くはずです。
安保先生の見識や東条百合子さんの見識のほか、優れた飲食や東洋医学療法の著作はたくさんあります。自分の思いと似たものを自分で試して家族ぐらいは、自分で治すことに取り組みましょう!
医者に行くよりは怖くないと思います。

―最後にスカラベ商品の宣伝です―
当社の「宙石ショルダーピロー」「宙石浴用パウダー」「宙石シーツ」「気功ポーチ」などは体温を上げ、かつ代謝を促進するため「免疫力」(自然治癒力)が高まります。安保先生の解析理論にそっても「理にかなっている」健康雑貨です。どうか毎日の生活必需品に加えて「免疫生活」を楽しんでください。ご健康をお祈りします。

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