小泉総理よ「私は日本国をアメリカにさし上げたい」と言え

小泉総理の行動は明治時代以来形成されてきた日本の政治権力の密室構造を解体しアメリカが日本政治を支配しやすいようにしている。小泉政権は、自民党政治や政財界の人間関係の視えない権力図を「アメリカ」にとって見えるように整理し続けている。
銀行など金融に始まり流通から不動産、飲食にいたるまでアメリカ流に変えて「アメリカ」が支配しやすくしてきた。不良債権の銀行負担、銀行のメガバンク化、銀行不良債権の国民負担で銀行界の内実を掌握。道路公団、郵政民営化など大騒ぎしてもそれ自体は実のない結果なのに既得利権構造の解体、自民党派閥を解体をうながし日本の権力を「すっぽんぽん」に公開した。アメリカの政財界にとって日本は利用し活用しやすい属国になった。さらに政治も経済も益々アメリカ追随型となりヨーロッパ(EU)、中国を敵にしてソヴィエト、中東、アフリカ、東南アジア、世界の海洋の資源と利権の収奪戦争へと出かけていくことになる。
「アメリカ」は利権のために自国の大統領も射殺したり自国のペンタゴンにまでミサイル撃破する闇の組織でがっちりと運営されている国家だ。誰がボスでどんな仕組みになっているのだろうか。権力の相続はどのようにしているのか。ぶっ壊してみたいと思う。
日本は米農耕文化圏、江戸エコロジカル生活文化など独自の文化をもってして世界の多極的共生を打ち立てるべきだ。そのためにアメリカ,EU、中国の権力構造をも揺るがす対抗力を持つ必要がある。

日本もアメリカも国家は国民にとっての不良債権である「赤字国債」を連発し借金を積み上げ続け頬かむりして本気で取り組まない。いずれどこからか召し上げるのだ。戦争、インフレ、税、先延ばし―などで。

「我々は結構贅沢な暮らしをしている」のだろうか。貧困,餓え、戦争がないだけ「楽」に生かしてもらっている。だけども子供達はあれすさみ、老人は尊敬されず豪華な施設「豚箱病院」へ閉じ込められる。大人達は何かに追われ、四季は無く金を追い続ける。こういった日本の内部からひび割れを治癒させなければならない。
「衣食足りて礼節を知る」より「衣食余って礼節を失う」-アメリカ文明追随生活者が心を壊し自然のリズムを狂わせ続けながら世界中を奪い尽くそうとしている。
アメリカ文明は内部から崩壊するまでこの行動を止めることは出来ないだろう。そのため、アメリカ文明追随型生活者である我々は「礼節を失う(解体)」ことを畏れながらも「礼節を知り・礼節を無くして」生きつづけ「範たる国家、範たる暮らし」の一コマに想いを馳せることになる。

太陽の巡り、季節の巡り、生命の巡りなど大きな自然の生命の巡りの視野で見ると横暴なアメリカ文明は釈迦の手の上の孫悟空に過ぎないことを無視している。

解体にはもっと大きな自然の姿への出会いと展開があるかも知れない。身より心を先んじて解体してみる。
生きて在ることの偉大さ、備わった五感、他者との交感、喜も怖も哀も怒も憎にも感謝!しようと芯から思う。
生命あるものには平等に「死」があるが生命無きものは存在さえ無いことを思う。たくさんの愛するものに合掌!!

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