「高齢化社会が暗い」は間違いじゃないのか?
「体調が復活しました」と言いたいところだがまだ危うい。
下痢は止まり寿司は食べられたが酒はそんなに欲しくない。
痰が絡むせきが一日2回程度おもいっきりでてくる日が4日間続いているのでやばい。仕事中は出ないが寝るときやタバコくさいタクシーに乗ったときなど喉センサーにピッときたらゲボゲボと出る。たいして苦しくは無いが回りが驚くほどひどい。
今までは他人の2~3倍食べたけれど一人前で満足するような胃袋になっているのは良いことのように感じる。体重は78kgから72kg台になったので30年前の背広が着れたのには感動した。
今までに無いほど体調が変わる予感がする。60歳還暦へ向かう儀式のように感じる。これを上手くくぐると80歳までの寿命になり、くぐり方が下手だと65歳寿命になるのだろう。果たして「私」はどちら?
官僚は予算取りのために団塊世代の超高齢化社会を暗く描いて年金システムを締め付け型にするが我々団塊高齢人群は寄る年波を楽しむ暮らし方をするに違いない。金は無くても時間があるだけでリッチじゃないか。また金だってそんなに無いわけじゃない。旅行だって観劇だってとっても安く楽しめるし、空を見るだけでも、花や野菜を育てるだけでも「友人」「仲間」はできる。今まで時間が取れずにやりたくても出来なかったことが死ぬまでにたっぷりやれる。
このところ73歳リタイヤ夫婦、62歳で3年後定年の方と話したが夢いっぱいに感動した。足がちょっと不自由であったり、眼が見えずらかったりしてるのに、その不自由を受け入れて味わい暮らす人生達人だった。感謝!。「老い」は受け容れ方で輝きもし惨めにもなると実感。痛いのはやだけれどそれとてしょうがない。誰にでも来ることだ。老いるまで生きられずに死んだ息子を思うと悲しいけれど全てを味わい老いて死んでいけたらなと思う。