Y氏への手紙
先日、CPにてお会いいたしました生涯学習開発財団評議員の阿部でございます。
お約束させていただいた「飲用宙石」を同封しましたのでお試しください。水道水に一日浸漬するだけで美味しく安全なミネラルウォーターができます。塩素も分解され備長炭よりまろやかな味になります。また浴用パウダーも同封しましたのでご愛用ください。弊社の他、銀座プランタン、ナチュラルハウス各店、ハンズなどで扱って戴いています.
利用方法は別紙チラシにありますのでご覧下さい。
私達は本年四月に東京農大の進士学長を理事長にNPO法人 日本園芸福祉普及協会を立ち上げ「花や野菜を楽しく育てることで、幸せな社会をめざす運動」を展開しています。(私は理事で事務局は弊社スカラベ内にあります)昨年は農水省,厚生労働省の後援を戴き三重県で第一回園芸福祉全国大会(450人)を開催し本年は11月に第二回大会を長崎県にて700人を越す来場をいただきました。
その時の参加者は多岐に渡っています
市民農園グループ,ガーデニンググループ、医療グループ、介護グループ、障害者福祉グループ、都市計画・街作りグループ,都市農村交流グループ、青少年教育グループ、生涯学習グループ、環境保全グループ、機器グループ、セラピストグループ、他
「分化・専業化・均質化」を繰り返してきた高度成長社会の転換点にあたってこのような
多岐に渡る人々の参集は必然であるような気がします。心身がどこかで、総合的で実感が得られ安心できるものを求め合っているのだと思います。
協会が14年10月に行った「首都圏主婦の草花への接し方動向調査」では90%がガーデニングに取り組み80%が「地域への花や緑の普及活動」への関心があり60%強が「園芸福祉」による交流参加に意欲あり――と回答しています。
縄文以来、日本文化の底流を育んできた「農」文化は、生命がいかに大きな自然の巡りに支えられて存在し、また、私達一人一人がどの様に他者や社会や国家を必要としているかを理解させてくれます。自然も社会も二つともそれ無しでは生きていけない大切なものだと芯から感受できることは重要な事だと思います。それは「学習・教育・知」の根っこを作ることだと考えていますがいかがでしょうか?国も循環型社会の実現をめざしている21世紀にあって、私達は現代の暮らしを支えてくれている工業文明のあり難さと、地球環境持続との折り合いをつけながら「21世紀が必要とする人・地域社会・国づくり」の一助になれるよう日本園芸福祉普及協会を成長させたいと願っております。
長崎大会には50名以上の農業高校生も参加してくれました。彼らは、福祉や街作りなどへの参加をする中で,農業の多角的役割が社会の現場で息づく事の喜びを伝えてくれました。
「園芸福祉普及」には厚生労働省,農水省だけでなく文部科学省,国土交通省,環境省,経済産業省の視点を、総合して展開していくことの重要さを痛感しております。
ぜひとも、ご指導賜りたくお願い申し上げます。
ご健康を心よりお祈りいたします。
スカラベ 阿部憲一 拝
地図は無いけれど-大地はある
このところの日経新聞には示唆される事が多い。本日は「デフレが蝕む-裏切られる経験則」に教えられた
旧共産圏が崩壊し「経済圏のボーダー」が消滅へ向かってから、世界経済はデフレへと突入した。さらに中国が世界の消費物資の生産拠点化し拍車がかかっている。
そうさせている、とうの中国でさえ消費者物価が下落している-とある。①外資の進出、②都市への安価で大量の労働力の移動,③緩和された通信、④航空価格の下落⑤とうもろこし,小麦の政府高価買入価格の廃止。–が原因と書かれている。
また「インフレの世紀-むしろ例外」とあり。19世紀の物価は1870年頃まで安定していた。(江戸時代も300年のほとんどが安定していたそうだ)。それが、1870年頃より、蒸気船による交通網の発達(大量物流)と植民地の拡大(安い製品)でデフレになった--と書かれている。いわれてみれば納得するが、「知らなかった!」
現在 WTOでの世界貿易ルール作り,航空・航路の「整備」などで
世界中で地産地消のタガがはずれた。経済世界地図は長さという距離ではなくて、時間距離に塗り替えられた。製造国表示が広がり、身近に感じていた物が実はタイやスペイン産だったなんて事だらけで驚いたのはつい最近と思っていたら、瞬く間に、衛生通信、インターネットは時間距離をゼロにし、また個々の選択肢を驚異的に拡大した。経済はもとより政治,文化、社会にいたるまでアクションを起こせば瞬時に一体化するし、いやでも巻きこまれ関わらないではいさせてくれない。今までと比べられないほど世界は互いに影響しあうようになった。同時に、すさまじい激しいウネリに襲われている気がする。
そんな中で企業は、世界のどこよりも
納得できる製品を⇒安い経費で販売し⇒安く作り⇒安く届け⇒安い経費で回収する⇒そして大きな利益(金だけではない)を生む。-徹底した一貫サイクルを築かなければならない。
販売手法,生産手法,流通手法,回収手法の全てが大きく変化をしてきている。市場もライバルも世界規模で検証され、淘汰される。
注視すると、いままでの業界は崩壊し、新しい業際が生まれてきている。
今取り組むべきことは、「生き残りの模索」ではない。
①今まで無かった、②生活現場が求めている、③トータルで行き届いたサービスを、④安価で徹底して提供する⑤成長する組織に「生まれ変わる」ことだ。
チャンスは結構ある。例えば「住宅」⇒
都市の住宅ではいくつもの問題点がある---①576万戸の空家、②増え続ける寂しい老人単独世帯,③使われていないもったいない部屋の増加 ④相続税納税のために壊される立派な庭があり価値ある住宅(地)群、⑤それに替わり建てられる矮小で陳腐な住宅。⑥構造,断熱、日照,遮音、収納への不安不満ある賃貸。⑦無け無しの資産評価の下落。⑧税も含め高い売買コスト。⑨返せないローン地獄の到来----等を商売の「芽」とし「宝」にかえる事が求められている。
銀行,生保,不動産、建設を始め、ほとんどの業界は、飲みすぎ食いすぎ、騒ぎながら「事業」を拡大し、ゴルフと談合交流で互いを守っていたのが、インフレの終了で脳溢血を起こし不随体を引きずっている。今も、根本治療はせずにいるから自然治癒力が失われたまま自力回復していない。
新市場の開拓,創設に全力を賭けなければいけないときに、保守保身から脱皮できていない。いまだ、社内・社外の狭い談合保守体質の中で蠢いている。そこでは、いくら努力しても浮かばれずへたってしまうだろう。家そのものが地震で倒壊しそうなのにテーブルの下に隠れるようなものだ。
自分の着ているものも企業の枠も脱ぎすてて視れば、世界は、必要としている厳しくも美味しい事業にあふれている。一律に皆が手を引いてしまった所には、きちんと診れば「宝物」があるはずだ。大局を見極め、どこでどう生きるかを決定する時期だ。
大事なのは、なによりも熱意と体力。次には「知識」ではなく知恵だろう。
踏査され描かれた地図はないけれど未知の大地は広がっているのだから
逆浸透膜水
NASAが宇宙飛行士ように開発した逆浸透膜(RO)浄水機は大腸菌も塩素も除去するので日本人にわりと受けがいい。なんか清潔と思うのらしい。でも、とうの飛行士である毛利さんは「とてもまずくて飲めないので塩を添加して飲んでいた」そうだ。カラダに必要なミネラルまでとってしまうのだから、味覚センサーは「体に良くない」と判断するのだろう。
アルカリイオン水も極端なORPにしマイナスイオン側のミネラルを除去するので、体にとってはバランスが良くない水といえる。二つとも毎日使う水ではなく、特殊な水だ。