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 宙石浴用パウダーを使ってくれた方の90%は「すごく良い。塩素の嫌な臭いが消えるし、肌がすべすべに感じ、また体の芯から温まり、気持ち良い」と言ってくれます。ただ売っていただいているお店からは、もっと解りやすく眼を引くパンフを作るように言われています。折角良いものなのにもっともっとアピールしたらと励ましてくれます。
そこで、皆さんにお願いです。
どんな表現でどんなものを作ったら良いのか、ご意見,ご提案をいただけないでしょうか。

「農」地の生かし方について

13日の読売新聞ー「食の安全・現場レポート4」に北海道足寄町の乳牛農家 佐藤智好さんが牛を1年中広大な牧草地に、朝晩の搾乳時以外は放牧し、牛舎に入れるのは冬の夜間だけーと報告している。
それまでは、「牛舎で濃厚飼料を大量に与え,たくさんの乳を搾ろうしていたが,牛が病気がちであったし設備投資に多額の費用がかかっていた」のを⇒放牧し、牧草飼料にきりかえた。
そうしたら、乳量は1年1頭あたり10000KLから7500KLに減ったが飼料代や医者代が1/3に減り黒字になった。その上、餌やりや糞尿の始末にかかる時間も減って、時間的な余裕が出来た–とある。
自然の摂理を無視した大量生産は、目先は良いように見えるが飼料商社や米国を太らせ農家は赤字を負い、牛は病にかかり獣医が忙しくなる結果をもたらせた。
5年前ドイツの有機無農薬で小麦生産をしている農場を見学した時「農薬や化学肥糧を買わなくてすむので、また高めに売れるので有機農業のほうが経営が楽だ」と言われ驚いたことを思い出した.
自然とは長い長い時を繰り返してきた「自ずからしかるべき在り様」のことだ。人の卑小な知識で逆らい歪めることは出来ないんだな–と改めて納得する。自然の摂理の声を聞きながら従い、「自然との共生とか共鳴」あたりで謙虚に手を打って「後はよしなに、よろしく!」とお願いするしかない。自然が生み出す《無限》からみたら人間が自然のリズムに逆らって作り出すものは本当にちっぽけで卑小だ。科学は自然から学び,自然の摂理を探ってきた。
市場主義経済とか消費型社会とか過剰競争社会は,地球が自浄出来ないほどの汚濁物質を撒き散らし大気・大地・水・生命体の内外が傷んでいる。子供の40%がアトピーで青年の45%は成人病と人体の病みは深刻だ。
それでも生き、毎日我々は暮らしている。100年前100年後の人達=先祖や子孫達が見たら、また宇宙から眺めたらどのように映るにだろうか。「あれだけの技術や道具があれば皆が楽に暮らせるのに人間のゴウはやるせない」と私だったら思う.

冬に夏野菜,春に秋野菜–そんな珍しい物作りで振りまわされるのでなく、生産者・消費者ともども、健康,環境を考え、旬の力に満ちて美味しく安い野菜を求め始めている。

季節を感じ、空・風・光・大地・水・生命を味わい共に在ることが如何に大きく自然な生き方かに気付けば、「不景気・リストラなにするものぞ!」と勇気が湧いてくる–気がしないだろうか?
日本に限って見ると、1.000.000ヘクタールの田圃が減反されている。一方、野菜・果樹は80%が輸入に依存している。それなら減反田で野菜・果樹を作れば良いじゃないか。ところが減反には農家に「見かえり賃」がある,また田んぼに比べて畑は手間がかかるし畑作物は相場も変動し易いので経営が成り立たない。(ブルトーザーで潰されるキャベツはテレビで何度も見た)、安い輸入野菜には勝てない。したがって放っておいた方が農家は楽.農地の保有には税金が掛からないしお上と農協がどうにかしてくれてきた。 現場を見ると、山奥の田圃にまで税金で農業用水が引かれているのに使われていない。なんかおかしい!と思う。
今は不景気でリストラだの倒産だの閉鎖だのと人余りとなっている。これはしかし,今だけではなくしばらく続くことだろう。人手と時間はある。ボランティア参加希望者もたくさんいる。だったら、「みんなで自分の食う野菜・果樹ぐらい自分達で作れば良い」と思いませんか?そうすれば、農家の業としての大変な農業と違って楽しみながら美味しく新鮮て安全なものを自給自食でき国の食糧自給率も大幅向上し!アメリカや中国からの農薬漬け(日本の農産物もそうだ)ものを食べないで済む.船や飛行機輸送も減り環境にも良い。有機無農薬は手間がかかるから暇を持て余すことも無いし,他人様の役にも立つ。曲がったキュウリや少し虫の食った葉物も捨てずに丸ごと食べてもらえる。また、植物も天候もなかなか思うようにならないから頭も体も使うし、一人より仲間でやる方がずっと良いので面白いコミュニティーができる。お上もいずれ減反見かえり賃は出せなくなるといい始めた。それなら農地を「遊び農」をやりたい奴に貸したり売ったりすれば良いが農地法はそれを許さない。⇒農地法を変えれば良い。⇒だが農水省がもつ農地利権を国土交通省や環境省などとトータルに見なおすには幾重の難関がある。まだまだ良いことも、問題もあるだろうが、これは、国をあげて真剣に取り組む価値があると思いませんか?
これは園芸福祉の重要な側面だと改めて考えています。
山林原野をつぶして農地や住宅地を作り,海岸をつぶして工業用地などを作ってきた20世紀。が人口も減り高齢化がいっきょに進む21世紀は「都市に農地を」「山林原野,海岸の復活を」実現し,「兼業農家」から、楽しく実益ある「兼業サラリーマン」「国民総農漁村遊民」化で大きなワークシェアリングができたら「良い国」になると思う。
皆さんのご意見をお待ちします。

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